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5〜8と10は最初に書いたとおり、見事につながっているので問題なし。
9もコメント欄で書いたとおり、会話になっているっぽいので大丈夫。
問題は、2,3,4……なんだよなぁ。
と、こういう時は別のことを妄想して気分転換をしましょう。
先日、ダンナとバーへ行きました。
ふとしたはずみで見つけた、感じのよいバー……「癒される〜」とダンナのお気に入りに認定されたバーです。
薄暗い照明、カウンターの上に、ぽつぽつとスポットライト。店内に流れるBGMはジャズ。壁には古めいた振り子の時計。メニューはカクテルがメイン。
少しだけ、タイムトリップしたような、空間。
ダンナは聞きなれないカクテルを頼み、私は……ノンアルコールカクテル。
…………………だって、車なんだもん。
前回は「シンデレラ」だったんですが(これがまたおいしかった! 生の果汁を使っているからでしょうか。口の中でさわやかに溶けてく甘さが、とってもよかったです)、今回は「シャーリーテンプル」。
有名な子役から生まれた名前のカクテルだそうです。
ふむ。どんな子だったんだろう。
今時はネットで調べればすぐにわかるんだろうけど、そんな簡単に暴いてしまうまえに、しばし己の妄想にふけってみたいと思います。
赤い靴の似合う、金髪で巻き毛の女の子。(色が赤だったから)
踊りも歌も演技も抜群に上手い、天才子役。10歳くらい。(推測)
周りの大人にちやほやされて、ちょっと生意気……だけど、心の奥にはさみしさを抱えている。だって、あたしが踊るのは歌うのは……そうしないと、生きていけないから。ここしか、あたしの居場所がないから。
芝居が終わって打ち上げ。シャーリーちゃんをお気に入りだというプロデューサーが、「こんなところは初めてだろう」と、シャーリーちゃん他、何人か引き連れてバーへ向かう。
カウンターに座る、シャーリーちゃんとプロデューサー。
「オレはスコッチウィスキー。ダブルでな。それから、シャーリーは……オレンジジュースでいいか?」
「あたし、もう子どもじゃないわ」
「あはははは、そうか。じゃ、マスター。何か一つうまいの作ってやってくれや」
「かしこまりました」
マスター、三十歳くらい(たぶん)。最近独立したばかり。孤独を抱えている。だから、マスターにはわかった。子どもじゃないと言ったシャーリーのさみしさが……。
「お待たせしました」
出てきたのは、赤い色のカクテル。
「おいしい! これ、なんていうの?」
「名前はありません。あなたのイメージで作りました」
「じゃあ、あたしの名前をつけて! あたし、シャーリー・テンプルよ」
「かしこまりました。では、これはシャーリー・テンプルですね」
「嬉しいわ。あたしが来た時は、いつもこれにしてね」
「かしこまりました」
束の間、癒される孤独と孤独……。
★
40年の月日が過ぎる。
「まだ、このバーはあるのね」
初老の女性。足腰はしっかりしているのに、髪はすっかり白くなっている1人の女性。
「いらっしゃいませ」
カウンターの中には老紳士。
「わたくしに似合うカクテルをくださる?」
差し出される、赤いカクテル。
「これは……ノンアルコールね?」
「ええ。でも、あなたはおっしゃいました。私が来た時はいつもこれにしてくれ……と」
「わかるの? 私が……こんなに老けて、変わってしまった私が……」
「もちろんです」
涙を流すシャーリー。
ふけゆく夜の中、再び癒されていく孤独と孤独……。
なんちゃって。
あとでちょっと検索してみよーっと。
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ちなみに、50歳くらいでなんでシャーリーの髪が真っ白なのかというと、それだけ苦労したんじゃないかなーと思ってのことです。
9もコメント欄で書いたとおり、会話になっているっぽいので大丈夫。
問題は、2,3,4……なんだよなぁ。
と、こういう時は別のことを妄想して気分転換をしましょう。
先日、ダンナとバーへ行きました。
ふとしたはずみで見つけた、感じのよいバー……「癒される〜」とダンナのお気に入りに認定されたバーです。
薄暗い照明、カウンターの上に、ぽつぽつとスポットライト。店内に流れるBGMはジャズ。壁には古めいた振り子の時計。メニューはカクテルがメイン。
少しだけ、タイムトリップしたような、空間。
ダンナは聞きなれないカクテルを頼み、私は……ノンアルコールカクテル。
…………………だって、車なんだもん。
前回は「シンデレラ」だったんですが(これがまたおいしかった! 生の果汁を使っているからでしょうか。口の中でさわやかに溶けてく甘さが、とってもよかったです)、今回は「シャーリーテンプル」。
有名な子役から生まれた名前のカクテルだそうです。
ふむ。どんな子だったんだろう。
今時はネットで調べればすぐにわかるんだろうけど、そんな簡単に暴いてしまうまえに、しばし己の妄想にふけってみたいと思います。
赤い靴の似合う、金髪で巻き毛の女の子。(色が赤だったから)
踊りも歌も演技も抜群に上手い、天才子役。10歳くらい。(推測)
周りの大人にちやほやされて、ちょっと生意気……だけど、心の奥にはさみしさを抱えている。だって、あたしが踊るのは歌うのは……そうしないと、生きていけないから。ここしか、あたしの居場所がないから。
芝居が終わって打ち上げ。シャーリーちゃんをお気に入りだというプロデューサーが、「こんなところは初めてだろう」と、シャーリーちゃん他、何人か引き連れてバーへ向かう。
カウンターに座る、シャーリーちゃんとプロデューサー。
「オレはスコッチウィスキー。ダブルでな。それから、シャーリーは……オレンジジュースでいいか?」
「あたし、もう子どもじゃないわ」
「あはははは、そうか。じゃ、マスター。何か一つうまいの作ってやってくれや」
「かしこまりました」
マスター、三十歳くらい(たぶん)。最近独立したばかり。孤独を抱えている。だから、マスターにはわかった。子どもじゃないと言ったシャーリーのさみしさが……。
「お待たせしました」
出てきたのは、赤い色のカクテル。
「おいしい! これ、なんていうの?」
「名前はありません。あなたのイメージで作りました」
「じゃあ、あたしの名前をつけて! あたし、シャーリー・テンプルよ」
「かしこまりました。では、これはシャーリー・テンプルですね」
「嬉しいわ。あたしが来た時は、いつもこれにしてね」
「かしこまりました」
束の間、癒される孤独と孤独……。
★
40年の月日が過ぎる。
「まだ、このバーはあるのね」
初老の女性。足腰はしっかりしているのに、髪はすっかり白くなっている1人の女性。
「いらっしゃいませ」
カウンターの中には老紳士。
「わたくしに似合うカクテルをくださる?」
差し出される、赤いカクテル。
「これは……ノンアルコールね?」
「ええ。でも、あなたはおっしゃいました。私が来た時はいつもこれにしてくれ……と」
「わかるの? 私が……こんなに老けて、変わってしまった私が……」
「もちろんです」
涙を流すシャーリー。
ふけゆく夜の中、再び癒されていく孤独と孤独……。
なんちゃって。
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2008.06.19 ▲
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